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介護制度

介護支援専門員(ケアマネジャー)

jun
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【概要】介護支援専門員(ケアマネジャー)とは?わかりやすく解説

【ひと言で簡単に説明】

介護支援専門員(ケアマネジャー)とは、何ですか?

たいが
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介護支援専門員(ケアマネジャー)とは、簡単に言うと「介護サービス利用に必要となるケアプラン(介護サービス計画書)を作成する介護の専門家」です。

りゅう
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【重要ポイント3選】

ポイント1
ケアプランを作る専門職.

国家資格ではありません。

ポイント2
介護事業所や医療機関との連絡調整を行う.
ポイント3
ケアマネによるケアプラン作成は自己負担なし.

【確認問題】

【具体例】イメージを掴む

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【解説】詳しい説明でしっかり理解

介護支援専門員(ケアマネジャー)のアウトライン

介護支援専門員は、別名がケアマネジャーで、ケアマネと略して呼ぶことが一般的です。ケアマネは、介護サービスを利用する場合に、利用者の希望に基づきケアプラン(介護サービス計画書)を作成します。利用者の要介護度などに応じて、最適な介護サービスを選定します。このとき、ケアマネはケアプランを作成するだけでなく、関連施設や自治体・医療機関と調整を行う役目も担っています。

介護支援専門員(ケアマネジャー)の主な働き方

ケアマネの働き方は大きく次の2つに分けられます。

  • 居宅における業務
  • 施設などにおける業務

居宅ケアマネ

居宅ケアマネは、居宅介護支援事業所(ケアマネ事業所)、介護予防支援事業所(地域包括支援センター)などで働いています。居宅介護支援(=ケアプランの作成)という介護サービスを提供しています。居宅ケアマネは40人以上担当すると介護報酬が減算されてしまうため、最大でも39人担当するのが一般的です。2021年度の介護報酬改定で、ICT(パソコンなどの情報通信技術)を導入している場合は45人以上で減算となったため、最大でも44人が一般的となっています。1ヶ月に少なくとも1回、担当している利用者の自宅に訪問して状況を確認しなければなりません。

施設ケアマネ

施設ケアマネは、介護老人福祉施設(特養)、介護老人保健施設(老健)、介護療養型医療施設、特定施設入居者生活介護(有料老人ホーム等)、などで働いています。施設などの利用者に対して、施設サービス利用計画書を作成しています。利用者100人に対して、1人施設ケアマネが必要となります。

介護支援専門員(ケアマネジャー)の資格

介護支援専門員(ケアマネジャー)は、国家資格ではありません。しかし、ケアマネになるためには、介護支援専門員実務研修受講試験に合格し、介護支援専門員実務研修を修了しなければなりません。この試験の受験には、次の2つのどちらかを満たす必要があります。

  • 福祉、保健、医療に関する指定された法定資格を持ち、対人援助業務の経験が5年以上かつ従事した日数が900日以上であること
  • 特定の福祉施設、介護施設、障害者支援での相談援助業務の経験が5年以上かつ従事した日数が900日以上であること

受験資格は、介護職だけに限られてはいませんが、ケアマネ試験の合格者の約半数が介護福祉士です。

主任ケアマネジャーとは

主任ケアマネジャーとは、ケアマネジャーの上位資格です。通常のケアマネ業務だけでなく、地域のケアマネの支援・指導などを行います。また、地域包括ケアセンターや居宅介護支援事務所などでは、管理者として主任ケアマネの配置が必須となっています。

【データ】数値で現状を確認

介護支援専門員実務研修受講試験総合格者数

739,215人(令和4年度まで含む)

職種別合格者数上位

1位:介護福祉士 330,225人(44.7%)

2位:看護師、准看護師 174,930人(23.7%)

3位:相談援助業務等従事者 79,215人(10.7%)

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000187425_00009.html

【定義を確認】

Q
タップで確認

この法律において「介護支援専門員」とは、要介護者又は要支援者(以下「要介護者等」という。)からの相談に応じ、及び要介護者等がその心身の状況等に応じ適切な居宅サービス、地域密着型サービス、施設サービス、介護予防サービス若しくは地域密着型介護予防サービス又は特定介護予防・日常生活支援総合事業(第百十五条の四十五第一項第一号イに規定する第一号訪問事業、同号ロに規定する第一号通所事業又は同号ハに規定する第一号生活支援事業をいう。以下同じ。)を利用できるよう市町村、居宅サービス事業を行う者、地域密着型サービス事業を行う者、介護保険施設、介護予防サービス事業を行う者、地域密着型介護予防サービス事業を行う者、特定介護予防・日常生活支援総合事業を行う者等との連絡調整等を行う者であって、要介護者等が自立した日常生活を営むのに必要な援助に関する専門的知識及び技術を有するものとして第六十九条の七第一項の介護支援専門員証の交付を受けたものをいう。

介護保険法第7条の5

【Q&A】介護支援専門員(ケアマネ)に関するよくある疑問・質問まとめ【FAQ】

Q
ケアマネは国家資格ですか?

ケアマネは国家資格ではありません。都道府県が認定する公的資格です。

Q
ケアマネは業務独占ですか?

ケアマネは業務独占でも名称独占でもありません。しかし、介護保険制度におけるケアマネジメントは、ケアマネの有資格者しかできないため、実質的には業務独占です。ただし、一部のケアプランについては地域包括支援センターでも作成できます。このため、業務独占とはなっていません。

補足

業務独占:資格を持っていないとその業務を一切できないもの

名称独占:資格を持っていないと名乗ることはできないが、資格がなくてもその業務はできるもの

Q

【関連キーワード】

・介護福祉士

・ケアプラン

・居宅

・施設

・地域包括支援センター

・介護

・介護報酬

・看護師

【参考サイト】

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000187425_00009.html

【ドラマ・漫画】

【国試対策】国家試験の過去問解説

国家試験の過去問で重要ポイントを確認しましょう!試験対策にもお役立てください!

りゅう
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医師国家試験

法律に基づく在宅ケアについて正しいのはどれか。2つ選べ。

  • a:ケアプランは介護福祉士が作成する。
  • b:人工呼吸器は在宅で使用可能である。
  • c:訪問介護には医師の指示書が必要である。
  • d:訪問診療は計画的・定期的に行う在宅医療である。
  • e:通所リハビリテーションには医療保険が適用される。
医師国家試験 第114回 C-31 (2020/令和2)
Q
解答を見る
  • a:ケアプランは介護福祉士が作成する。
    • 誤り。
  • b:人工呼吸器は在宅で使用可能である。
    • 正しい。
  • c:訪問介護には医師の指示書が必要である。
    • 誤り。
  • d:訪問診療は計画的・定期的に行う在宅医療である。
    • 正しい。
  • e:通所リハビリテーションには医療保険が適用される。
    • 誤り。

地域包括支援センターに配置が義務付けられているのはどれか。3つ選べ。

  • a:医師
  • b:保健師
  • d:主任ケアマネジャー
  • e:医療ソーシャルワーカー
  • c:社会福祉士
医師国家試験 第113回 F-43 (2019/令和1)
Q
解答を見る
  • a:医師
    • 誤り。
  • b:保健師
    • 正しい。
  • d:主任ケアマネジャー
    • 正しい。
  • e:医療ソーシャルワーカー
    • 正しい。
  • c:社会福祉士
    • 誤り。

医療、介護および福祉の分野で連携する職種の専門性や主たる役割について最も適切なのはどれか。

  • a:介護支援専門員は要介護度を判定する。
  • b:管理栄養士は高齢者施設で調理を担当する。
  • c:作業療法士は基本的動作能力の回復を図る。
  • d:言語聴覚士は摂食・嚥下の機能回復を図る。
  • e:民生委員は生活保護の受給資格を判定する。
医師国家試験 第111回 B-02 (2017/平成29)
Q
解答を見る
  • a:介護支援専門員は要介護度を判定する。
    • 誤り。
  • b:管理栄養士は高齢者施設で調理を担当する。
    • 誤り。
  • c:作業療法士は基本的動作能力の回復を図る。
    • 誤り。
  • d:言語聴覚士は摂食・嚥下の機能回復を図る。
    • 正しい。
  • e:民生委員は生活保護の受給資格を判定する。
    • 誤り。

介護支援専門員〈ケアマネジャー〉について正しいのはどれか。

  • a:資格試験はない。
  • b:入浴介助を行う。
  • c:関係機関との連絡調整を行う。
  • d:医師の指示でケアプランを作成する。
  • e:週1回、利用者を訪問する必要がある。
医師国家試験 第109回 G-03 (2015/平成27)
Q
解答を見る
  • a:資格試験はない。
    • 誤り。
  • b:入浴介助を行う。
    • 誤り。
  • c:関係機関との連絡調整を行う。
    • 正しい。
  • d:医師の指示でケアプランを作成する。
    • 誤り。
  • e:週1回、利用者を訪問する必要がある。
    • 誤り。

78歳の男性。脳梗塞で入院中である。急性期リハビリテーションを終えて片麻痺が残っている。前立 腺肥大による排尿障害があり尿道カテーテルを留置中である。同居している息子夫婦は共働きで日中は独居となる。自宅への退院を予定しており多職種での退院カンファレンスを行った。
退院後の医療と介護の計画で適切なのはどれか。

  • a:薬剤師が訪問して内服薬を処方する。
  • b:介護福祉士が尿道カテーテルの交換を行う。
  • c:医療ソーシャルワーカーがケアプランを作成する。
  • d:介護支援専門員〈ケアマネジャー〉が昼食を介助する。
  • e:作業療法士が患者の自宅でリハビリテーションを実施する。
医師国家試験 第109回 H-30 (2015/平成27)
Q
解答を見る
  • a:薬剤師が訪問して内服薬を処方する。
    • 誤り。
  • b:介護福祉士が尿道カテーテルの交換を行う。
    • 誤り。
  • c:医療ソーシャルワーカーがケアプランを作成する。
    • 誤り。
  • d:介護支援専門員〈ケアマネジャー〉が昼食を介助する。
    • 誤り。
  • e:作業療法士が患者の自宅でリハビリテーションを実施する。
    • 正しい。

在宅人工呼吸器管理中の筋萎縮性側索硬化症〈ALS〉患者の在宅支援チームによる活動のなかで、医師の指示が必要なのはどれか。

  • a:看護師による清拭
  • b:歯科医師による口腔内処置
  • c:言語聴覚士による嚥下訓練
  • d:介護福祉士による体位変換
  • e:介護支援専門員によるケアプラン作成
医師国家試験 第108回 G-20 (2014/平成26)
Q
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  • a:看護師による清拭
    • 誤り。
  • b:歯科医師による口腔内処置
    • 誤り。
  • c:言語聴覚士による嚥下訓練
    • 正しい。
  • d:介護福祉士による体位変換
    • 誤り。
  • e:介護支援専門員によるケアプラン作成
    • 誤り。

地域包括支援センターの活動について正しいのはどれか。

  • a:窓口業務は行わない。
  • b:介護予防には関わらない。
  • c:医療系サービスには関わらない。
  • d:通所介護〈デイサービス〉を提供する。
  • e:介護支援専門員〈ケアマネジャー〉の支援を行う。
医師国家試験 第106回 G-34 (2012/平成24)
Q
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  • a:窓口業務は行わない。
    • 誤り。
  • b:介護予防には関わらない。
    • 誤り。
  • c:医療系サービスには関わらない。
    • 誤り。
  • d:通所介護〈デイサービス〉を提供する。
    • 誤り。
  • e:介護支援専門員〈ケアマネジャー〉の支援を行う。
    • 正しい。

看護師国家試験

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